京都の花背にある美山荘は、度々、NHKでも紹介されます。年末、会員も参加して忘年会を開催している場所です。栗の時期に行ってみました。
ほお葉味噌に始まり、鯉のあらい、ザリガニの納豆焼き、子持ち鮎、きのこ汁、とち餅の焼き餅、いろんな料理が出ました。
シメは、栗ご飯です。渋皮が付いたままの栗とムカゴの渋味がご飯に移って、甘いだけではない栗本来の美味しさが味わえました。
デザートには、茅を燃やした炭が載っていました。工夫を凝らした料理の数々、運んでくださる方の所作、器、建物、庭など、極上が味わえる場所です。
ザリガニは「休耕田に栗を植える」という京都府の指導に疑問を感じた会員が、休耕田に水を張って水田養魚にチャレンジしている池で駆除したものです。
美山荘は、単に美味しいというだけでなく、ポリシーを持った食材を使っておられます。だから、セレブに人気なのでしょう。