2026年3月10日、東京駅八重洲で集合し、観光バス2台で参加者約80名が移動しました。
14時に埼玉県宮代町の集会所にて記念撮影の後、全体会議が開催されました。
宮代町長の歓迎挨拶では「若い方の参加が多く、驚いた」とのコメントがありました。
新潟の桐生さんから全国クリ経営研究会が発足した経過の説明がありました。
その後、各県代表から各地の状況が報告されました。
40代以下の参加者が32名、初参加の方も多く、参加者がどんどん増えています。
参加者の大半はクリ栽培者ですが、行政職員や加工業者も参加されています。
公務員をしながらクリ栽培をしている方が3名、公務員を辞めてクリ栽培を始めた方も複数名おられました。
獣害対策としてはワイヤーメッシュ柵を導入している方が多くなっています。
私からは、2年前の岐阜での研究会で話題になった防我灯の実験結果を報告しました。
「モモノゴマダラメイガによる被害は、3分の1程度に抑えられる」と報告したところ、たくさんの質問を受けました。
16時40分、折原さんの栗園を視察しました。
無農薬、イガの回収も徹底しない粗放的なやり方ですが、収量が多く、泥棒に苦労されているそうです。
観光栗園もやっておられます。
19時からは懇親会が開催され、同じ釜の飯を食う仲間、大いに盛り上がりました。
二次会に50名以上が参加し、若い方が、ジョッキでビールを飲む姿を見て、「日本のクリ栽培は大丈夫だ」と実感しました。
翌日の11日、2班に別れて、東京の内藤さん、小勝さんの栗園を視察しました。
内藤さんは、坪単あたり数百万円という一等地に、1.5ヘクタールの広大な栗園を経営さています。
樹齢数十年の大木が見事に育っています。堆肥作り、剪定法、焼栗販売法などが紹介されました。
徒長枝でも、品種によっては、早い時期に剪定すると実がつくことが報告されました。
小勝さんは、栗樹を20年くらいで伐採、伐根も抜き取り、園内に穴を掘って焼却する方法が紹介されました。
クリタマムシによる枝の食害について、行政の指導で薬剤防除をされているようです。
私からは「細かな枝を残しておられるが、そうした枝が虫の隠れ家、生育場所になるので、薬剤散布の前に、小枝の除去をしてみてはどうか」と提案しました。
12時に全員で昼食を取り、東京駅までマイクロバスで送ってもらい、解散しました。
大人数の参加で、幹事は大変でしょうが、スムーズに進行されていました。

