山中栗園:18代続く豪農の家系。重要文化財級の大きな屋敷の近くで広大な栗園を経営されています。親子で3千本の栗樹を管理。寡黙な方で、銀寄と利平を中心に軒先販売されていることが成功の秘訣かもしれません。薄利多売よりも皆が欲しがる栗を作った方が有利なのでしょう。無農薬、無肥料、剪定も脚立のみを使用。機械化しない。人を雇わない。よけいなことをしない。立派な庭でいただいたお弁当も美味しかったです。
若山農園:竹と栗で年間の集客数9万人(入場料は日中750円、夜間750円)。栗も竹林も粗放栽培。「何もしないことに努力している」と説明さっれた。役に立たない竹を庭木として売ったり、竹でカップを作って抹茶を提供したり、竹に穴をあけてのライトアップしたり。まさに「働き一両、思案5両」頭を使った経営でした。
北條栗園:低樹高栽培、若干の農薬散布、親子での経営。立派な栗園でした。栗を冷やして焼栗販売もされています。栗を冷やす場合は、15kg程度が入る薄型のコンテナを利用した方がよいことを伝えました。
懇親会と全体会議:全体会議では「温暖化の影響」が議論されました。「温暖化で収量が激減した」「収穫した栗が直ぐに傷む」という意見が多い中で「私の栗園は温暖化の影響を受けてない」という意見も出ました。「強剪定」「化学肥料撒布」「農薬散布」をしている栗園ほど、収量減が顕著のようです。「もしかしたら、農薬を使うことでカメムシの天敵が減って、カメムシの被害が増えているのかもしれない」と指摘しました。時間がなくて、議論ができませんでしたが、化学肥料や農薬を撒布すると菌根菌(菌糸で水分やミネラルを吸収して栗に渡す)が減るので、温暖化の影響を受けやすくなると思います。防我灯の結果について、皆さん、関心を持ってくださいまいた。