防我灯を設置した結果、モモノゴマダラノメイガの被害を抑えることができました。
この実験は、昨年度、岐阜県で開催された全国栗園経営研究会で「防我灯は効くのか?」ということが議論となったため、
メーカーに要請して、京都府森林技術センターの試験地に防我灯を設置していただき、実現しました。
結論の概要は、①防我灯から近い栗園ほど虫害率が低くなった。②防我灯を設置しなかった令和5年に比べて虫害率が低くなった。③単木的に虫害率を求めた園では、防我灯からの距離が短いほど虫害率が低くなった。というものです。
モモノゴマダラノメイガの被害を3分の1程度にできると思われます。また、効果の範囲は15アール程度だと思われます。