2022年10月7日に開催された兵庫県と京都府の合同品評会において、会員の藤原孝一さんの氷蔵処理した「ぽろたん」が一席に輝きました。
京都府では、数十年前から品評会が実施されていました。しかし、「大きさよりも味だ」ということで、大きさコンテストになっていた品評会は開催されなくなりました。しかし、兵庫県では開催されており、2017年以降に合同開催されることになりました。
「奨励されていない品種は入賞させない」「上位入賞した栗は実際に食べて味を確認する」などの改善が行われ、藤原さんのような篤農家も品評会に出してみようと思うようになりました。藤原さんは、今年、初めて出品されたところ、いきなり優勝しました。
これまで「ぽろたん」が優勝したことはなかったし、京都府の栽培者が優勝したこともなかったので、快挙です。
また、JAや京都府職員の中には「氷蔵した栗は見た目が悪くなる」と決めつけている方もありましたが、そうしたレッテルも剥がすことができました。