丹波地方(京都府中部と兵庫県の一部)で収穫される丹波栗は「大きくて色つやが良く、美味しい」とのブランドイメージが定着しています。これは、丹波地方が「京の都」に近く、栗を朝廷や社寺仏閣に献上するため、常に新しい技術を取り入れ、品質を向上させてきたからです。
霧の発生が多い(昼夜の寒暖差が大きい)丹波の気候も栗に適しています。気温が高い日中は、光合成によって盛んにデンプンが生成されます。気温が低い夜間は、呼吸によるデンプン消費が抑えられます。このため、大きくて美味しい栗が実るのです。
丹波栗は、千年以上の歴史を有する日本最古のブランド品です。
延喜式などの古文書では「丹波栗は鶏の卵ほど大きいが、他所で同じ栗を栽培しても丹波には及ばない」と紹介されています。このため、京都産は大嘗祭にも献上されてきました。
京都丹波栗の会では、美味しくて皮が剝けやすい「ぽろたん」を推奨しています。できるだけ農薬を使わずに栽培し、収穫した栗は、氷蔵庫などで冷やして虫を駆除するだけでなく、糖度も上げて美味しくしています。
丹波(現在の京都府中部と兵庫県の一部)で収穫される丹波栗は「大きくて色つやが良く、美味しい」とのブランドイメージが定着しています。
これは、丹波地方が「京の都」に近く、栗を朝廷や社寺仏閣に献上するため、常に新しい技術を取り入れ、品質を向上させてきたからです。
霧の発生が多い(昼夜の寒暖差が大きい)丹波の気候も栗に適しています。気温が高い日中は、光合成によって盛んにデンプンが生成されます。
気温が低い夜間は、呼吸によるデンプン消費が抑えられます。
このため、大きくて美味しい栗が実るのです。
丹波栗は、千年以上の歴史を有する日本最古のブランド品です。
延喜式などの古文書では「丹波栗は鶏の卵ほど大きいが、他所で同じ栗を栽培しても丹波には及ばない」と紹介されています。特に、京都産は大嘗祭にも献上されてきました。
京都丹波栗の会では、美味しくて皮が剝けやすい「ぽろたん」を推奨しています。
できるだけ農薬を使わずに栽培し、収穫した栗は、氷蔵庫などで冷やして無農薬で虫を駆除するだけでなく、糖度も上げて美味しくしています。

京都府の丹波エリアで栽培される丹波栗。
その恵まれた気候の中で育つ「丹波栗」は全国的にも有名なブランドとなり、
今もさらなる高みを目指して商品開発を進めています。
常に進化し続ける丹波栗。その魅力をたくさんの消費者に届けます。

京都府の丹波エリアで栽培される丹波栗。その恵まれた気候の中で育つ「丹波栗」は全国的にも有名なブランドとなり、今もさらなる高みを目指して商品開発を進めています。
常に進化し続ける丹波栗。その魅力をたくさんの消費者に届けます。

皮が剥けやすい「ぽろたん」の特長を活かしたマロングラッセを作っています。
本場ヨーロッパの人がビックリする味と大きさを兼ね備えた商品です。
氷蔵処理した「ぽろたん」は、糖度が高く、皮が簡単に剥けます。
ポン菓子機を応用したポン栗機で焼くと、とても美味しくて食べやすい焼栗になります。
高い糖度の丹波栗を贅沢に使ったモンブランは絶品です。氷蔵栗を使うことでいつでも味わうことができます。
栗をごろっと生地に挟んだショートケーキは、丹波栗の食感と甘味をそのまま味わうことができるスイーツです。
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元京都府職員が作成した栗の講演資料

2023年7月6日

京都府の若手林務職員研修で使われた資料が、森林技術センターに放置されていました。中身を見て愕然としました。 最初は、ネットにある情報(栗の歴史、世界の栗、栗の生産量、丹波栗の話)、誰でも、いつでも入手できる情報を、公務員を集めた研修会で話す必要はありません。経営指標として「米は10aあたり9,911円のマイナスだが、栗は369,230円のプラスになる」と書いてあります。栗は、最盛期には10aあたり40万円の収入になるでしょうが、本格的に収穫できるまに4年は必要です。そもそも、水田を栗園にするためには工事費が10aあたり数十万円は必要です。丹波栗の栽培体系は、1982年に発刊された「クリ栽培のてびき」からの引用です。農薬を多用する内容で、今の時代にはそぐいません。次に、栗の価格が示されています。京のブランド産品として売られた丹波栗は3,8トンで、売り上げが717万円とあります。1kgあたり価格は1,887円にしかなってません。氷蔵処理した栗なら1kgあたり3千円以上で売れます。「丹波くりは高い」と書いておきながら、その価格は、早生は500~700円/kg、中生は700~1,200円/kgとしており、これでは10aあたり20万円以下になってしまいます。食味の順位が示されていますが、良食味の「ぽろたん」がないのは、JAが、腐敗果との区別が難しい「ぽろたん」を嫌うからでしょう。そもそも、丹沢のような良食味の品種を石鎚の下にしており、デタラメです。最後は「休耕田のくり園化」として7ページも割いています。休耕田に栗を植えるメリットは「剪定などの作業が容易で安全だ」としていますが、デメリットは多く、1mは掘る必要があり経費がかかる、耕板を壊すので水田に戻せなくなる、周辺農地の獣害を助長する、周辺農地の日照条件が悪くなります。由良川沿いの休耕田に植えられた栗は育っておらず、アカメガシワなどが生い茂る原野になっています。「適地」を「敵地」と書いていたり、とにかく酷い資料です。こんな資料を作る職員がいることだけでなく、こんな話を、若手職員研修で聞かせるのが京都府組織であることを知って、京都丹波栗の会員は、大変に驚きました。      丹波くりを知る

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京都新聞に氷蔵処理の記事が記載されました

2022年12月21日

2022年12月18日、京都新聞丹波版に氷蔵処理に関する記事が記載されました。 述べ30時間以上も取材を受けたのですが、氷蔵処理(氷蔵庫で冷やす方法)と氷温処理(恒温高湿庫で冷やす方法)が併記されてしまいました。 氷蔵処理でないと殺虫効果が得られる-2℃での貯蔵は困難です。また、冷気をかけて冷やす恒温高湿庫では栗が乾燥しますので、記事の写真のように、氷温処理では栗をビニール袋で覆う必要があります。栗をビニール袋で覆うと、病気の栗が混じっていた場合、その病気が周辺の健全果に拡大することがあります。それを避けるために氷蔵処理を開発したのです。氷蔵庫は加湿器がないので電気代も安く、庫内のどこも同じ温度になるので、1坪タイプでも700kg以上の栗が貯蔵できます。一方、恒温高湿庫は庫内温度が一定にならないため、1坪タイプだと最大でも350kgの栗くらいしか貯蔵できません。結局、容量の大きな装置が必要となり、設置費が高くなるだけでなく、スペースを奪われます。 京都新聞記者は「氷蔵庫のメリット、毒ガスくん蒸のデメリットを伝えたい」と言って、熱心に取材していたのです。記者は、毒ガスくん蒸が続けられていることに疑問を感じ、毒ガスくん蒸している栗の量を尋ねました。京都府がブランド指定しているガスくん蒸した栗は、2021年度は3.8トンでした。氷蔵処理した栗は10トン以上になっているのです。消費者や栗栽培者の事を考えた場合、氷蔵処理した栗をブランド指定するのは当然です。ガスくん蒸した栗をブランド指定することは、京都府全体の農作物の信用を落とすことになるでしょう。記者が、このことを知って記事を書いても、マスコミはスポンサーで運営されています。デスクの判断で、悶着を予防するため、このような記事になったのでしょう。事実を報道するのが難しい社会になっています。必要な情報が必要な方には伝わらない社会になっているのです。正しい情報を獲得するためには、京都丹波栗の会のHPの記事を常にチェックしてください。

京都丹波栗の会は、京都産丹波栗の復活を目指して、丹波栗の栽培者、加工業者、ファンが集い、令和元年に発足しました。
丹波地方では、栗の大きさコンテストが開催され、「味」よりも「大きさ」にこだわってきました。
また、収穫した栗は、ガスで燻蒸して虫を駆除してきました。しかし、栗は食べ物ですから、「味」と「安全」を重視しないと、消費者離れが起こります。
そこで、京都丹波栗の会は、「ぽろたん」などの美味しくて皮が剥けやすい品種に着目しました。
また、収穫した栗を氷蔵庫などで冷やす方法に着目しました。美味しい品種を氷蔵処理すれば、安全に虫が駆除でき、糖度が増して美味しくなります。
私達は、氷蔵した美味しい栗を、焼栗やマロングラッセなどに加工して消費者に届けます。
そのために、日本だけでなく、世界から学び、最新技術を取り入れます。
ヨーロッパで開催されている「栗と薪」「栗とワイン」のイベントの開催にもチャレンジします。

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